朝が冷え込むようになってきたのでウェットスーツなしで潜りにいけるのもあとすこしです。ということでまたまたシュノーケリングに行ってきました。
今回潜りにいったのは鳴門! ぼくとしてはかなり意外なセレクトです。というのも鳴門は徳島市からみると北側に位置するのでそもそも潜りに行く対象と考えたことがなかったのです。熱帯魚のような色鮮やかな魚は黒潮の流れる太平洋に近いところにいるので、とくしまに住んでいると「潜りに行く=南へ向かう」といったイメージが強かったのです。
でも今回は手近なところで潜ってみたかったのではじめての鳴門シュノーケリングに行ってきました。
鳴門でシュノーケリングをする最大のメリットは「お手軽さ」です。たとえば徳島市に住んでいると宍喰の竹ヶ島までいくのに90分かかりますが、鳴門なら20分です。この差はデカい! 前回、伊島にシュノーケリングに出かけたときは自宅を7時出発、8時30分の連絡船に乗って伊島に到着したのは2時間後の9時でした。伊島でも竹ヶ島でも、シュノーケリングのポイントまでは片道90~120分の時間がかかってしまいます。でも鳴門なら近いところなら20分、すこし遠めのポイントにいったとしても30分です。めっちゃお手軽!
ということで朝のうちは近所でゆったりしたり用事をすませたりして、お昼ごはんを食べてから鳴門にいきました。
今回は鳴門の大塚美術館のすぐそば、鳴門公園への遊歩道入口すぐ横、千鳥ヶ浜に入ってみました。
ちょっとこの夏のマイブームになっているシュノーケリングですが、泳ぎがにがてな人や海がにがてな人にとってはハードルの高いあそびだと思ってるかもしれません。ですがシュノーケルをつけていれば息継ぎをする必要もないですし、海水の浮力と足につけたフィンのおかげで勝手にプカプカとカラダは浮きます。この千鳥ヶ浜のような浅瀬ですとすぐに足も着くし、潮の流れも止まっている時間なら流される心配もありません。どうしても不安ならばライフジャケットを着用すればまず沈むこともありません、というか沈めません。本格的な道具を揃えなくても年に数回、磯場で潜るだけならシュノーケリングセットのようなお手軽な道具で十分たのしめます。ぜひいちどチャレンジしてみてください。脱日常感があじわえますよ。
海に入った時間はちょうど干潮のタイミング。ここは鳴門海峡のすぐ近くなので「もしかしたら潮の流れがはやく危ないかもしれない」と考えて、潮止まりのタイミングをえらんだのです。ビーチからのエントリーなので砂地なのですが、岩がゴロゴロとしてて水の中で見ると意外とダイナミックに見えます。ただ干潮時だったのでビーチちかくの岩礁のまわりでも胸ぐらいの深さ。浅いところだと腰、腹なので安心して遊べます。
水にプカプカと浮かびながら、近くの岩を手でつかみ引っ張りながらすすんでいきます。空中遊泳しているような浮遊感。これこれ!これなんですよねー。リラックスしてめちゃなごめます。
すぐそばに比較的交通量のある道路が通っているような場所にもかかわらず透明度もじゅうぶんあります。見ることのできる魚種はちょっとすくなめでベラ系、ボラ、フグ…わりと地味な魚が中心です。でも思いたったらすく遊べる、家チカなシュノーケリングスポットとしてはかなりポイント高いです。
15時すぎまで約2時間ぐらい磯場であそんで終了。道路沿いを水着のまま歩いて公園まで戻ります。ほかの場所ならちょっとへんな目でみられそうですが、でもここはリゾートホテルもある海の保養地、鳴門なのでだいじょうぶです。いやきっとだいじょぶなはず笑
駐車場にはありがたいことに砂を洗い流せるような水場がありますから、そこでシュノーケリングの道具とウォーターシューズを洗い流すことができます。水場があるのはほんと助かります。
鳴門の千鳥ヶ浜、いいポイントでした。
- 移動時間が圧倒的にみじかい
- 思いたったらすぐに遊べる
- 意外と透明度高い
- 浅瀬で安心して遊べる
- 洗い場があって便利
ご近所シュノーケリング、メリット大ですね。徳島は水遊びのポイントにほんとうに恵まれています。鳴門近辺、もうちょっと開拓してみます。