トレッキング

島旅【さぬき広島】瀬戸内に浮かぶ絶景の島でトレッキング。

トレッキング

瀬戸内に浮かぶ絶景の島、 さぬき広島に行ってきました。

さぬき広島は丸亀港からフェリーに乗船して約45分で渡れる島で、日帰りでもトリップ気分をたのしめます。島には 日本遺産にも指定されている王頭山と心経山があり、王頭山の山頂付近には王頭砂漠、心経山の山頂は絶壁の絶景ポイントと他では味わえない見どころのあるスポットとなっています。 今回はこのふたつの山を巡るトレッキングに行ってきました。

さぬき広島へのアクセスは丸亀港から船便を利用することになりますが、 便数は少なめなのでしっかりと予定を立てていかないと島での滞在時間あまり確保できなくなったり、場合によっては帰りの便に乗りおくれることもあるので注意が必要です。

今回 ぼくたちは9時20分発のフェリーに乗って島に渡りました。島到着は10時すぎになりました。帰りの便を確認すると13時30分発の便があるのですが、 この便に乗船するためには島の滞在可能時間が3時間半ほどになってしまいます。これだとふたつの山をトレッキングするには時間がきびしそうなので、夕方の16時40分発の便に乗ることにして、約6時間半の滞在時間を確保することにしました。

島には食堂や売店がないので滞在時間を長めにしたい方はたべものをもってきたほうがいいです。ぼくたちは昼食用のバンやおにぎりを用意してきました。ちなみに港ちかくやほかの場所にもいくつかの自動販売機があったので水分は途中でも購入することができます。ただしトレッキング中はお店や自動販売機などいっさいないので多めに飲み物をもっていったほうがいいです。

フェリーの船着場から王頭山は見えているので、下船したあとは山に向かって歩いていきました。1kmほど歩いていると 王頭山の登り口への案内板が出てきたのでそれに従って歩いていきます。ところどころ案内板が出てるので登り口までは迷うことはないと思います。

登り口には入山届を書くノートがありますのでねんのためノートに記載してトレッキング開始です。この山は 非常にもろい岩でできているようで、尖って ゴツゴツした岩は少なくてどの岩も角が取れて丸みを帯びているのが特徴です。登山道は岩の表面が削れて砂の多いところもあり、すこし滑りやすい箇所もありました。

今回のトレッキングは5月の下旬ということもあって、すこし汗ばむような気温でした。あまり多くの人が訪れてないのか、成長したシダが登山道を覆っているところもなん箇所かありました。 シングルトラックのところが多く、せまい道幅に枝や 新芽が伸びてきて通りづらいところがあるので、長袖の着用をした方がいいと思います。

登山口から王頭山山頂まではおよそ40分ぐらいかかると思います。

ぼくたちは山頂に行く前に、王頭砂漠で休憩を兼ねてお昼ごはんを食べたので山頂まではもっと時間がかかりました。

山頂の高さは312m 。山頂手前に王頭砂漠があります。王頭砂漠は山頂付近にひろがる砂地ので、草木もほとんど生えていない場所に角が取れた大きな石が転がっていて、まるで どこかの惑星に来たような不思議な光景です。聞こえてくるのは トンビの鳴き声と 蝉しぐれぐらいで とても心地の良い ゆったりした時間を過ごせました。

王頭砂漠から100~200m ほど 山頂に向かって進むと王頭山の山頂があります。山頂は残念ながら木々とり囲まれていて見晴らしが良くないので、そのまま心経山へ向かいました。心経山は王頭山より標高が低く約210mなので王頭山からのルートは 基本的に下り 基調です。王頭山への登りは上りは汗が噴き出していたのですが、心経山へのルートは思っていたよりも距離はあったもののそれほど 汗を感じずに進むことができました。ルートは一部わかりづらいところや急な斜面もあるので注意して進んだ方がいいでしょう。わかりづらいとはいっても木にテープ巻いて、マーキングがしっかりしているので注意深く見ていれば迷子になることはありません。

そしていよいよ心経山の山頂です。山頂近くの山門をくぐると奥に岩肌が見え、その横に小径が奥へと伸びています。その道を進んでいくと岩があり、山頂に向かう取り掛かりがあります。岩にはほどよく足をかける場所があるので上へ上へと登っていくことができます。高所恐怖症の人にはかなりハードルが高いですが 心経山の山頂から見る景色は絶景で一見の価値があります。

ただ山頂の岩はそれほど広くはなく断崖絶壁なので、下を覗き込むとクラクラしてしまします。風の強い日は先端までは行かないほうがいいかもしれません。

さて帰りのルートですが今の登ってきた道を折り返すルートとさぬき広島もうひとつのフェリー乗り場「青木」に下っていくルートがあります。今回は青木に降りて道路を歩いてもとのフェリー乗り場に戻るルートを選択しました。 距離にして6キロ以上あるので約1時間半ほど時間をかかりますが、フェリー運行時間までだいぶ時間があったので島の散策のつもりで歩いて帰りました。

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