異常な暑さの原因

定年男子のひとり言

9月でも異常な暑さ

9月に入ったというのに、相変わらず暑い。日中の最高気温が34度を超える日がまだある。

昔の夏を思い返すと、「今日はすごく暑いね」と言っても、せいぜい30℃~32℃くらいまでだった気がする。今みたいに34℃以上が当たり前で、場所によっては37℃とか、ひどいと40℃なんてことはなかった。

人間の体温を超える気温は、もう生活できるレベルじゃない。地球温暖化の影響もあるだろうけど、それだけじゃないと思えて仕方ない。

ヒートアイランド現象

街中で感じる暑さと、山や木陰で感じる涼しさ。この差を考えると、都市特有の要因があるにちがいない。

原因は、やはりヒートアイランド現象だ。車の排熱やエアコンの排気熱、それにコンクリートやアスファルトの蓄熱。これらの熱が街に放出される。

特にエアコン。たとえば外気温34℃のときに、部屋を27℃に下げるために取り除いた熱7℃分が、全部外に放出される。これが積み重なって外気温を押し上げてるんだと思う。


街そのものがヒーター

山など、土の地面場所では日陰や夜は、さほど気温は高くなくて過ごしやすい。でも町ばかではコンクリートやアスファルト舗装をされた地面が熱をため込んで放熱する。だから夕方になってもなかなか気温が下がらない。

地面だけじゃない。街中を走ってる車も、ボディに熱をため込んで、熱を放熱している。ショッピングモールの立体駐車場は、日陰でそれほど暑くはならないはずなのにめちゃくちゃ暑い。外で熱せられた車がたくさん入ってくるせいで、駐車場のそこいら中に熱く熱せられた鉄板を老いているようなものだからだ。

つまり、太陽の直射日光だけでなく、街そのものが「巨大なヒーター」みたいな状態になってるわけだ。


都市デザインで変わるはず

もちろん地球温暖化やオゾン層の問題もあるだろう。でも、特に都市部の異常な暑さはヒートアイランド現象が大きい、と思う。

昔は四国や九州の田舎のほうが暑かったのに、今では都会のほうが気温が高いことも珍しくない。これは都市の構造やデザインを見直していく必要がある、と思う。

これからは行政が中心となって、ヒートアイランドを抑える工夫をしていかないと、夏の暑さはますます過酷になると思う。

今日の晩ごはん

奥さんのお腹の調子が本調子でないため、今日はあっさりとしたごはんにした。作木のお惣菜は今日は出番なしで冷蔵庫に眠ったまま。

今日のご飯はしらすごはん。シンプルがいちばん美味いんだよな。

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