ロードスター

ロードスター乗りになる前に、知っておくべき【不便なところ 9選】

ロードスター

ロードスターは今まで乗ってきた車の中でもいちばんのお気に入りで、不満に思っている点はとくになにもないです。ただ不満はないけれど、不便な点がないわけではありません。もしロードスターいいなぁ、スポーツカー、オープンカーを愛車にしてみたいなーっと思っている人がいたら、不便なこともあらかじめ知っておいたほうがいいかもしれません。ぼくがロードスターを日常使いしていて不便に思うことを7つあげてみます。

2ドアであるため、ドアが大きすぎる

ロードスターは2ドア車なので、そのためドアのサイズが大きいです。ドアを開ける際には十分な注意が必要です。駐車場では、隣に駐車している車とのスペースに十分な余裕があると思っていても、強風などが吹いているときにはぶつけてしまわないかと心配することがあります。また、また隣の車との間隔が狭いときは、シートの低さと相まって車への乗り降りがかなり窮屈で、アクロバティックな感じになります。

車高が低いため、乗り降りが大変

ロードスターはスポーツカーであり、そのため車高が一般的な車に比べて低くなっています。さらに、NCロードスターはシートの着座位置が非常に低いです。車に乗り込む際はお尻を先に落とし込むようにして座る必要があります。座る際はまだ問題ありませんが、車から降りる際には思わずヨイショと声が出てしまいます(笑)。現在はまだ乗り降りには苦労していませんが、将来的には70歳になった時に乗り降りに苦労するのではないかとちょっと心配です。

シートはリクライニングしない

ロードスターの運転席にはリクライニング機構が存在しますが、これは主にドライビングポジションを微調整するための機能であり、背もたれの角度をわずかに調整することができるだけです。通常の車と異なり、シートを倒して休憩をとるためのリクライニング量は提供されていません。

さらに、シートの前後の調整はドライビングポジションを調整するために行えますが、シートの後方には物を置くスペースがなく、手荷物などを置くことはできません。

雨の日に傘の置き場所に困る

ロードスターは車高が低く、ドア開口部の高さもそれほどないため、車に潜り込むような姿勢で乗り込む必要があります。雨の日に車に乗り込む際は、一旦自分がシートに体を落とし込むように座った後に傘をたたみ、車内に収納することになります。その際に問題になるのが、コンソールを挟んで助手席側の足元に傘を入れることです。元々スペースがない上にコンソールの高さも高く、傘を濡れたシートに座ったまま助手席側にスムーズに入れることは難しいです。また、傘の一部がシートに触れてシートを濡らすことがよくあります。これが一人の時ならまだしも、助手席に人が乗っている場合は傘の置き場所に困ることになります。

ヘッドライトとバックミラーが眩しい

スポーツカーに乗ってみないとなかなか実感できないことだと思いますが、ポジションが低いため、対向車のヘッドライトがまともに視界に入ってきて非常に眩しいです。対向車はローポジションでヘッドライトを点灯しているはずですが、ロードスターに乗っているとハイビームにされているように感じます。また、サイドミラーも同様で、ロードスターのドライビングポジションが低いため、サイドミラーに反射した光がまともに目に入ってきます。信号待ちのときは後ろのクルマのヘッドライトが眩しいので、少し体の位置をずらしてサイドミラーから目線を外す癖がついたほどです。バックミラーも同様に眩しいので、渋滞中は角度をずらして、目線に入らないようにしています。

ロードスターのヘッドライトは暗い

現行モデルのnd型については分かりませんが、私が乗っているNCロードスターのヘッドライトはあまり明るくありません。他の車から乗り換えると、ヘッドライトが暗くてポジションランプのように感じられるほどです。対向車が来ないような真っ暗な道を走っているときはそれほど気になりませんが、例えば雨が降っているときなどは光量が足りずに見にくく感じます。

トランクが狭い

すでに覚悟ができているかもしれませんが、荷物を積み込むスペースは狭いです。SUVやハッチバック、セダンなどの乗用車では後部座席に荷物を放り込むことができますが、2シーターのロードスターではシート後方にスペースは全くありません。普通車と比べればトランクの容量も限定的なものですから、積み込める荷物には限りがあります。例えばホームセンターなどで収納ボックスのような大きなものを購入してもトランクに積むことはできません。ただし、スーパーの買い物ぐらいなら買い物かごごとトランクに入りますし、2,3泊の旅行の二人分の荷物などは余裕で積み込むことができます。よほどの大きなものを積み込む必要がない限り、日常生活ではそれほど困らないというのが私の感想です。

キーレスエントリーが弱い

NCロードスターのキーに関しては、リモコンの操作範囲が限られています。約5mほどの距離に障害物があると、その距離でも届かないことがあります。最近の車の多くは操作範囲が広いため、リモコンの範囲が狭いことは少々ストレスを感じるかもしれません。

キーの閉じ込みが怖い

NCロードスターのリモコンは、ドアのロック解除とは別にトランクのオープンもリモコンで行うことができます。ただし、車外からトランクを開けるドアノブのようなものはありません。そのため、リモコンでドアをロック解除した後に、トランクに鍵を入れたまま誤ってトランクを閉めてしまうと開ける方法がありません。

NCロードスターで一番注意が必要なのは鍵の閉じ込みです。ですから、トランクを開ける際は、まずクルマのドアのロックを解除してから、その後にトランクを開けるようにすると安心です。このようにしておけば、誤ってトランクに鍵を閉じ込めてしまっても、車内にあるトランクオープナーを使用してトランクを開けることができます。鍵の閉じ込みにだけは気を付けています。

以上9つ、不便に思うことを挙げてみました。同様の内容でYouTubeにも投稿しましたが、そちらの方ではすこしまとめて7選として投稿しています。

ただ不便といっても、不満に思うことほどではありません。逆にアバタもエクボで、多少の不便さもロードスターのかっこよさや脱日常感の裏返しだと思えばそれもまた愛おしく思えてくるから不思議です笑

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