水遊び

島旅【伊島】四国最東端の島でシュノーケリングをしてきました

水遊び

今年の夏はお盆時期に、まるで梅雨がもどってきたかのような長雨になってしまったので、夏らしいことができてなかったんですよね。なにか夏っぽいことがしたい、ということでシュノーケリングに行ってきました。

いぜんはスキンダイビングとか素潜りって呼んでたんだけどいつのまにやらちょっと今どきっぽいシュノーケリングなんて呼び方にかわってたんですね。アクティビティツアーの企画とかがシュノーケリングって呼び始めたのかもしれません。

シュノーケリングの道具は以前から持っていたのですが、しばらく海に行かないうちに加水分解したのかベタベタになっていて使えなくなっていたので古い道具は処分。かわりの道具をAmazonで購入しました。安物のお手軽なセットですが、ひとシーズンで2,3回遊ぶくらいならこの程度の道具でもじゅうぶん遊べます。

じつは数週間前に道具を購入して、宍喰の竹ヶ島に行ったので今回は今年の夏2回め。前回とちがう海をのぞいてみたいということで今回は徳島県阿南市の伊島に行ってきました。

伊島へは市営の伊島連絡船に乗って渡ります。ここのフェリーは1日3便。日帰りで行くなら朝8:30発の伊島行きで島に渡り、帰りは16:00発の戻り便を利用することになります。ただし帰りの便は季節によって出発時刻がちがうので要注意です。船賃は大人片道1,030円です。

伊島にはごはんを食べるお店とかはありません。港ちかくにある漁協に島唯一の商店があるので、そこでカップ麺などは購入することはできますが、お店の開いている時間が限られるので島に渡る前にあらかじめお昼ごはんを準備しておくほうが賢明です。この漁協には自動販売機があるので、飲み物だけならお店の空いている時間に関係なくいつでも購入できます。ちなみに自動販売機もここだけです。

さて連絡船の到着が9:00ですので島での滞在時間は16:00までの7時間です。時間はたっぷりあるのでシュノーケリングに飽きたら島をトレッキングしてみたりすることもできますが、夏場はヤブ蚊も多そうなので今回はよくばらずシュノーケリングと港まわりのみの行動にしました。

伊島ははじめてなのでどこがシュノーケリングに向いている海岸なのかさっぱりわかりません。でもバッグに入れてかついでいる荷物が重たく、肩にずっしりと食い込んでくるので遠くまでポイントを探しに行くのはあきらめて港にほど近い海岸に降りてみることにします。ほんとうは伊島のすぐ目の前に橋でつながっている前島という島があるのでそこを狙ってたのですが、現在橋の架替中でわたれませんでした。伊島と前島の距離は狭いところだと30mくらいなので泳げば渡れないことはないのですが、前島側に漁船が停泊していて、素潜り漁をしていたので前島に渡るのは断念。素潜り漁をしているところのちょうど反対、伊島側の海岸で潜ることにしました。

UberEatsのバッグ、大容量なので遊び道具を運ぶのに重宝します。今回は荷室の下の段にシュノーケリングの道具を入れて、上の段におひるごはんや飲み物などを入れてきました。いくらでもガンガン入るのはいいのですが、そのぶんめちゃ重たくなるのは覚悟しなければなりません。ちなみにこのUberEatsのバッグ4000円です。めっちゃ安い!

Amazonで買ったシュノーケリングセットはフィンとマスク、シュノーケルのセットで4599円。フィンって単体で買ってもそこそこお値段するので全部コミコミでこの値段なら買いだと思います。

使用してみたかんじですが、フィンのストラップのロック部分がすこし固めです。でもすぐに壊れてしまいそうな造りのよわさは感じません。購入したS/Mサイズは26.5cmまでの対応でぼくの足にはこのサイズでちょうどいいのですが、もしウォーターシューズなどを履いたうえからフィンを履く場合はL/XLサイズを購入するしたほうがいいと思います。マスクはとてもクリアで見やすいですし、シュノーケルは息苦しさもなく水抜けもいいです。かなりコスパいいので買って正解でした。

9月下旬のシュノーケリングは、やはり8月よりは水温が低く感じます。日差しはまだ痛いほど強いのですが水に入った瞬間すこし寒さを感じます。でも今回は島に渡るのに道具を背負っていく必要があったのでウェットスーツなどはもってきてません。いちど水に使ってしまえばもう気にならないのですがウェットスーツを着ずに遊べるのは今月いっぱいかもしれませんね。

たのしみにしていた伊島の海中は、2日前に通過した台風の影響もあって透明度が低め。かなり水が混ぜられていて澄んだ水中の風景は見ることができませんでした。でも海藻も豊富で豊かな伊島の水中は、コンディションがよければきっと多くの魚をみることができそうな期待感があります。またもういちどいいコンディションのときに遊びにきてみたいですね。

伊島ではあまり魚を撮影することができなかったけど、ひとつだけ水中を撮影したムービーをのせておきます。撮影はスマホなのであんまりきれいには撮れていません。

あまり水中のコンディションがよくなかったので13時すぎには海からあがりました。島を散策する時間は十分あったのですが、ちょっとお疲れモードだったので漁港の日陰で昼寝です。日陰に入るだけでめちゃくちゃ涼しくって、風もここちよく吹いてくれて最高にぜいたくな気分です。

ひと眠りしてから漁協の売店にアイスクリームを買いに行きました。ジャイアントコーン140円。島価格です。でもここまで運んでくる手間を考えると納得です。

ほんとに静かな島で、たまに島内放送があるくらいで人工的な音はほとんど聞こえません。波の音と、そよ風の音だけ。海に潜って、持ってきたおにぎり食べて、日かげで昼寝して、堤防に腰かけてアイスクリーム食べて、のんびり話をする。そんなゆったりとしたぜいたくな時間あじわえます。

阿南市、伊島、おすすめです。ぜひ!

タイトルとURLをコピーしました