美味しい噂のVISONに行ってきた

ペア旅(夫婦旅)

美味しい食べ物がたくさんあるらしいと、気になっていた三重のVISONに行ってきた。場所は三重県多気町。公式には「食とアートやテクノロジーを融合させた地方創生プロジェクト」なんてこむずかしい説明がされてるけど、わかりやすく言えば「でっかい食のテーマパーク」みたいなもんだ。

食の楽しみが集まる場所

広大な敷地に飲食店がずらっと並んでて、調味料や酒、みりん、醤油、鰹節、昆布みたいな食材を扱う店もあれば、気軽に食べ歩きできるブースや本格的なレストランもある。とてもじゃないけど1日では回りきれそうにない。YouTubeの紹介動画で有名シェフ監修の料理が紹介されてるのを見て「これは行ってみたい」と思ったのがきっかけだった。

徳島からはフェリーで和歌山に渡り、そこから車で三重へ。途中ちょっと迷ったけど、お昼すぎには現地に到着。日曜だったこともあって、すごい賑わいだった。

ペット連れが多い

行ってみて驚いたのは、ペット連れがやたら多かったこと。ドッグホテルやドッグランも整っていて、ペット同伴でも気軽に来られる雰囲気。確かにあれだけ整備されてたら安心だろうなと思う。

実際に食べてみて

まずは食べたかったエビのパリパリ天ぷら。これは美味しかった。蒸し牡蠣も美味しかった。食べた料理はどれも美味しくて、味に関しては文句はなし。ただ、イメージと違ったのは「有名シェフ監修の料理が一角に集まってるエリア」があると思ってたのに、そういうのはイベント時限定らしい。通常は出店している各店がそれぞれ工夫した料理を出してるって感じで、それはそれで良かったけど、少し肩透かしを食らった気もした。

値段は感覚的に2〜3割高めな印象。テーマパーク料金と考えれば仕方ないかなという感じ。

RVパークに宿泊

今回は2泊3日の予定だったので、VISON内のRVパークを予約して泊まった。すごく整備されていて快適。隣接しているスーパー銭湯は落ち着いていて雰囲気は抜群だったけど、料金が少し高め。ビジター料金で1500円、RVパーク利用者は300円引きで1200円、それでも一般的なスーパー銭湯と比べると割高感はある。ただ風呂そのものはすごく良かった。

食べきれない悔しさ

VISONの最大の悩みは「お店が多すぎるのに胃袋が追いつかない」こと。RVパークで宿泊をしても、朝食の時間帯にはまだ店が開いてないから朝ご飯は車中で持ってきたものを食べることになる。だから結局外食できるのは昼と夜の2回。それに間食を入れてもそんなに多くは食べられない。特に60過ぎてくると脂っこい料理はキツいから、食べたい気持ちと食べられる量がかみ合わず、ちょっと悔しい思いをした。

印象としてはアウトレットに近い

VISONの印象をひと言でまとめると「食のアウトレットモール」かな。三井アウトレットパークみたいに小さなお店が集まっていて、数で魅力を作り出してる感じ。店舗だけじゃなくてキッチンカーも多く、様々な料理やスイーツなどを楽しめる。でもここでしか食べられない特別感のある料理を期待しているとちょっと肩透かしを食らうかもしれない。ここはあくまでも様々な料理や食材が集まっている場所であって、ここでしか食べられないオンリーワンが集まっているわけじゃない、そこが最初に抱いていたイメージと違ってたかも。

特別な料理を期待して行くよりは、広い敷地をぶらぶら歩きながら、ちょこちょこ食べて楽しむのが正解なんだろう。十分楽しめたし、それが悪いというわけではない。日帰りでも十分楽しめるので、三重旅を検討されている方は、1日をVISONに充てるのもいいかもしれない。

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