自民党総裁選を見て思うこと

定年男子のひとり言

今日のひとり言

「解党的出直し」とは言うけれど

あまり政治的な話は好きじゃないのだけれど…

このところ自民党の総裁選がニュースやネットで大きく取り上げられている。きっかけは衆参両院で過半数を割り込むほど選挙に敗れ、石破総理が責任を問われて退陣に追い込まれたことだ。党として危機感を持ち、「解党的出直し」という旗を掲げて選挙に臨むと言う。

しかし実際に候補者の顔ぶれを見てみると、前回の総裁選とまったく同じ顔ぶれだ。石破氏がいなくなっただけで、他は同じメンバーが並んでいる。演説の内容も大きくは違わない。これで「解党的」と言えるのか、と首をかしげたくなる。

全然関係ないけれど、昨日朝市でピクニックセットを購入した。これだけのセットがなんと1000円! 思わず衝動買いしてしまった😅

小泉氏に寄せられる期待と不安

今回は若手の小泉氏が注目されている。見た目の爽やかさや人気もあって本命らしい。派閥への挨拶回りもしっかりして支持を固めていると行った話も聞こえてくる。選挙である以上、そういったことをするのは当たり前なのかもしれないが、その選挙のやり方は従来の自民党総裁選となんら変わらず、解党的といった言葉に期待する姿からはほど遠い。

仮に小泉氏が総裁に選ばれ、総理大臣になれば確かに一気に若い世代への交代がなされ、新鮮さはある。就任当初は支持率も上がるだろう。しかし、肝心の「解党的出直し」の中身がともなわなければ、1年もしないうちに支持率は下がり、また新しい首をすげ替える話になるのではないか。

いま本当に求められていること

国民が望んでいるのは、国民生活や今の日本を覆っている閉塞感に対しての目に見える変化だ。物価高、円安、少子高齢化など、課題は山積みになっている。輸入品が値上がりし、生活への不安も大きくなっている。

こうした状況を立て直すには、従来のしがらみを断ち切って大胆にかじを切ることのできる強い信念を持ったリーダーが必要だ。旧来と変わらぬ方法で、自身の今後にとって有利になるほうを支援したり、党内のかけひきにうつつをぬかしているような状況では、とても自民党が刷新したとは思うことは出来ない。

「解党的出直し」の中身を示すべき

総裁選が派閥の調整に終わるのなら、「解党的出直し」という言葉は看板だけになる。本当に変える気があるのなら、その姿勢を国民に示してほしい。いま政治に必要なのは、言葉だけの刷新感ではなく、実際に変わったと感じられる実感だ。総裁選を眺めながら、どうしてもそのことを考えてしまう。

定年主夫の晩ごはん日記

月末なので食費があまり残っていない。とりあえず冷蔵庫の余りものでなんとかしのぐことにする。今日作ったのは

  • しいたけとつみれの味噌汁
  • れんこんの甘辛炒め
  • 豚バラともやしのポン酢がけ

あとは常備菜を2品。今日もごちそうさま。

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